「鉄筋工事とは?重要性や施工の流れについても解説」

こんにちは。東京都西多摩郡を拠点に東京都を中心に関東一円で鉄筋工事を手がけている株式会社新誠鉄筋工業です。


多くの方は、鉄筋は分かるけど具体的にどういった工事を行っているんだろう?

と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。


そこで今回は、鉄筋工事について施工の流れなども解説したいと思います。



■鉄筋工事とは?


鉄筋工事は、建築物や橋梁などの構造物を補強し、強度や耐久性を向上させるための重要な工程です。これには、鉄筋の配置や組み立て、コンクリートの充填などが含まれます。人々が快適に生活し、働くための安全な建築物を築く上で欠かせないプロセスと言えます。またほかにもコンクリートに埋め込まれて強度を高め、地震や風などの自然災害に対して建物を守る役割を担っています。



■鉄筋の重要性


鉄筋は、主に鉄製の棒や線で構成され、コンクリートとともに使用されます。その主な役割は、引張り強度を補強し、構造物が地震や風などの外部の力に対抗できるようにすることです。鉄筋は、建築物の構造によって異なる種類があります。例えば、鉄筋コンクリート構造では、通常、普通鋼製の鉄筋が使用されます。


■鉄筋工事の手順


鉄筋工事は、建物を建てる前に行われる工程の一つです。鉄筋工事の施工の流れを詳しく紹介します。


1. 計画の立案


まず、鉄筋工事を行う前に、計画を立てる必要があります。この計画には、鉄筋の本数や太さ、長さなどが含まれます。建物の大きさや高さ、地盤の状況によっても、鉄筋の本数や太さなどが異なります。そのために加工帳、施工図の作成を行います。加工帳や施工図面をみながら必要な本数や加工の形状を決定していきます。


2. 鉄筋のカット


次に、計画に基づいて鉄筋をカットします。鉄筋は、そのままでは長すぎるため、建物の大きさに合わせてカットする必要があります。カットする際には、鉄筋カッターを使って正確にカットすることが必要です。ただ、鉄筋の種類によってもカットの方法や組み立てる順序がある為注意が必要です。


3. 配筋作業


鉄筋をカットした後、配筋作業を行います。配筋作業とは、鉄筋を建物の形に曲げたり、結束して固定する作業です。鉄筋を正確に形に曲げ、位置を決めることが重要です。


4. 嵌合(かんごう)


嵌合とは鉄筋同士をつなぐ作業の事で、「鉄筋継手工事」とも呼ばれます。

鉄筋をつなげる方法はいくつか種類があるため現場によって最適な方法を選択していきます。嵌合が終わると鉄筋の交差部を縛り固定します。


5. 確認


嵌合が完成したあとには、鉄筋の強度に問題がないかどうかの最終確認を行います。ここで結束部に緩みがあると様々な問題があります。具体的には、鉄筋同士がずれてしまうと、鉄筋が本来の位置からずれてしまい、構造強度が低下します。これは、鉄筋が地震や衝撃などの外力に対して耐えられなくなり、建物が倒壊するなどの重大な事故につながる可能性があります。

 他にも鉄筋の腐食や錆が発生しやすくなると、鉄筋の強度が低下します。これは、鉄筋が地中の水や土壌中の酸素などの影響で腐食や錆が発生し、鉄筋の強度が低下するためです。腐食や錆が発生した鉄筋は、地震や衝撃などの外力に対して耐えられなくなり、建物が倒壊するなどの重大な事故につながる可能性があります。

 また、鉄筋の破断や脱落が発生しやすくなると、建物の強度が低下します。これは、鉄筋が地震や衝撃などの外力によって破断したり、脱落したりしやすくなるためです。鉄筋が破断したり脱落したりした部分は、建物の強度を支えることができなくなり、建物が倒壊するなどの重大な事故につながる可能性があります。


このように、結束が緩いと、上記のような問題が発生する可能性があるため、十分な確認が必要です。


まとめ


以上が、鉄筋工事の重要性と施工の流れについての説明です。鉄筋は建物の耐震性を高めるために欠かせないものであり、正確な計画と施工が必要です。鉄筋工事は、皆さんの目に直接触れる機会は少ないですが、日々の私たちの生活を支えています。また、鉄筋工事が建物の基礎を担っており建物の強度と耐久性を支える重要な役割を果たしています。 

建築物は人の記憶だけでなく地図に記録され、街の景観をかたち作っています。 このようなスケールの大きい仕事において鉄筋工事は根幹となる仕事であり、建築業界に、そして社会に貢献している実感を得ることができるのです。





■新誠鉄筋工業では鉄筋工事の作業員を募集しています!



今後はAIなどの発達や新しい技術開発により、なくなってしまう仕事もあると言われていますが、鉄筋工事の仕事は決して代用

できるものではありません。



特に鉄筋工事の多くは、学校や大型商業施設、マンションなどで鉄筋コンクリート造の建物が多く、今後も需要が見込まれています。そのため、大規模な建物でも建物の骨組みを通して日本を支えるとても重要な工事です。



東京都西多摩郡の株式会社 新誠鉄筋工業では、鉄筋工事作業員を募集しております。「きつい、汚い、危険」と言われている建設業ですが、弊社では新3Kを掲げており「給料がよい」「休暇が取れる」「希望がもてる」を提供しております。

残業時間も月に10時間以下であり、現場が早く終わると早上がりもできます。

また、若い社員が多く活気にあふれており、都内の現場へ直行直帰もできます。

各種保険や福利厚生なども充実しており、未経験の方は資格の 支援制度もあるので未経験者や将来の独立をめざす方も大歓迎です!



先輩社員がいちから丁寧に指導していきます。

一緒に新誠鉄筋工業で未来ある一歩を踏み出しましょう!





よくある質問


Q1. 鉄筋の種類にはどのようなものがありますか?

A1. 鉄筋には、普通鋼材、高耐力鋼材、帯鋼材などがあります。鉄筋の種類は、建築物の使用用途や耐力等級に合わせて選択されます。

Q2. 鉄筋工事を行う際に注意すべき点はありますか?

A2. 鉄筋工事を行う際には、鉄筋の種類や本数、配置場所を正確に把握し、配筋計画に沿って設置することが重要です。また、施工中には、安全に注意しながら作業を行う必要があります。

Q3. 鉄筋工事にかかる期間はどのくらいですか?

A3. 鉄筋工事にかかる期間は、建物の規模や工程によって異なりますが、一般的には1週間から2週間程度が必要です。

Q4. 鉄筋工事にかかる費用はどのくらいですか?

A4. 鉄筋工事にかかる費用は、建物の規模や鉄筋の本数、種類、配筋計画などによって異なりますが、一般的には建物の総工費の10%程度が鉄筋工事に充てられます。

Q5. 鉄筋工事の施工中に問題が発生した場合、どのように対処すればよいですか?

A5. 鉄筋工事の施工中に問題が発生した場合には、すぐに現場監督や工事担当者に報告し、適切な対処を行うようにしましょう。また、専門家に相談することも必要になる場合があります。


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