鉄筋工の年収事情は?給与の上げ方についても解説

皆さんこんにちは。東京都西多摩郡を拠点に東京都を中心に関東一円で鉄筋工事を手がけている株式会社 新誠鉄筋工業です。


鉄筋工になりたいと考えているけど実際にどれくらい年収が貰えるのか不安に感じてる方もいるのではないでしょうか?

鉄筋工は建築や土木工事において重要な役割を果たし、その労働環境や技術力に応じて年収にも差があります。この記事では、鉄筋工の平均年収や収入の変動要因、さらには将来性についても探っていきます。鉄筋工を目指す方や、建築業界に興味を持っている方にとって、参考になる情報を提供できれば幸いです。


■鉄筋工の年収は?


・一般的な鉄筋工の場合


鉄筋工は建設現場で鉄骨の組み立てや溶接などを行う専門職で、建設業界では欠かせない存在です。彼らの年収は、経験やスキル、勤務地、所属する会社によって大きく異なりますが、一般的には初心者で年収300万円から始まり、経験を積むごとに年収は上がっていきます。

中堅レベルの鉄筋工であれば年収400万円〜500万円程度が平均的であるとされていますが、特に経験豊富で高い技術を持つ職人や、自己で事業を営む独立した鉄筋工の場合は年収600万円以上を稼ぐことも珍しくありません。

また、鉄筋工の仕事は季節や景気に左右されることがあり、忙しい時期と閑散期の間で収入差が出る場合もあるため、年収は不安定になりがちです。とはいえ、インフラ整備や新築建築の需要は一定しており、熟練工は常に高い需要があるため年収は比較的安定しています。

年収を左右する要素の一つとして、資格取得も挙げられます。例えば、建築鉄筋施工技能士の資格を持っていると、より技術力が認められ、年収アップにつながる可能性も高まります。

結局のところ、鉄筋工の年収は個人の努力や市場の需要に大きく影響を受けることが多く、意欲と技術を持った職人は高い報酬を得る機会があります。一方で、労働環境や安全対策の整った企業を選ぶことも、稼ぎだけではなく職人としての長いキャリアを築く上で重要な要素となるでしょう。


・鉄筋工の平均年収は?


鉄筋工の平均年収は「令和4年賃金構造基本統計調査」によると平均で約431万円と言われています。都道府県別に見てみると東京都の鉄筋工の平均の給与は約422万と平均の給与よりも少ない傾向にありますが、同じ関東にある栃木県では約673万円と全国で一番平均年収が高いと言われています。これは他の都道府県より平均の稼働時間が長い事や製造業が多いことや従業員規模が20名を超える企業が多く大手ゼネコンから請ける事が多い事が挙げられます。


各都道府県ごとによって平均の単価や物価が違うこともあり、このように平均年収が変わってきます。また企業によっても諸手当やボーナスの支給額も変わる為、鉄筋工全体の平均年収よりも稼ぐことができる人もいます。


「令和5年版職業情報提供サイト」を確認すると、全国の鉄筋工の平均給与は約460万と上昇傾向にあります。この理由としては円高による資材の高騰や鉄筋工自体の需要が高騰しているため

給与相場も跳ね上がっている事が考えられます。


■給与の支払われ方


・日給制


建設業界では、労働に対する給与の支払い方法に多様性がありますが、鉄筋工においては日給制が一般的です。日給制では、一日の労働に対して定められた日給が支払われ、これには実際に働いた日数のみが反映されます。

日給制のメリットは、働いた日数が直接収入に変換されるため、労働の対価が明確である点にあります。加えて、臨時で働くアルバイトや短期の雇用にも柔軟に対応可能です。しかし、天候や季節など外部の要因により作業が中断される場合、その日の収入は得られないというリスクもあります。

鉄筋工の日給は、地域や経験、スキルによって異なりますが、業界経験のある熟練工は比較的高い日給を得ることが可能です。経験が少ない場合や独立していない新入りの鉄筋工は、見習い期間を経て日給が上がることが一般的です。常に安定した収入を求める場合には、フルタイムの正社員として勤務するか、あるいは安定した契約を得ることが重要となるでしょう。


・月給制


鉄筋工の給与は、一部の企業や現場では月給制で支払われることがあります。月給制とは、1か月の労働に対して一定の給与が支払われる制度であり、労働時間や成果物によって給与が変動することはありません。

月給制のメリットは、安定した収入を得られることや、労働者が安心して生活を計画できることです。また、労働者が休んだ場合でも一定の給与が支給されるため、安定した労働環境を提供することができます。

一方で、月給制のデメリットは、労働者が労働時間外や休日に労働する場合でも、追加の賃金が支払われないことがあります。また、労働者の労働時間や成果に対する評価が不透明になる可能性があることも課題とされています。

鉄筋工の給与の支払い方法は、企業や現場の方針によって異なるため、具体的な給与や労働条件については、雇用契約や就業規則などで確認することが重要です。


■鉄筋工の給与の上げ方


鉄筋工として稼ぎを増やす方法はいくつかあります。まず、年収アップの基本は技術力の向上です。様々な現場経験を通じてスキルセットを広げ、熟練工としての評価を高めることが重要です。建築鉄筋施工技能士などの業界認定資格を取得することで、専門性が認められ、高い報酬をつける企業からのオファーが期待できます。

収入を安定させつつ徐々に増やすには、正社員としてのポジションを狙い、企業での昇給制度や福利厚生を利用するのも一つの戦略です。また、独立して個人事業主となることで、直接クライアントと契約し高い利益を獲得する道もありますが、これには経営知識とリスク管理が不可欠となります。

急速な給与アップを目指す場合、高度な専門技能を持つ鉄筋工が求められる大型プロジェクトや特殊な案件に参加することで、一定の期間内での収入を大きく上げることが可能です。ただし、これらのプロジェクトは競争が激しく、確実なスキルと実績が必要です。

長期的に見れば、業界内での人脈構築や信用の確立も給与アップのためには欠かせません。信頼される鉄筋工には継続的に良質な仕事が回ってきます。結局のところ、専門性、経験、そして信頼性が鉄筋工の給与アップには最も効果的な方法となっています。



■まとめ


鉄筋工事の年収は、業界全体の平均年収が約300万円から500万円程度であることが多い。ただし、経験や技術力、地域などによって年収には差があり、高い技術力や経験を持つ鉄筋工はより高い年収を得ることができる。また、建設業界全体の需要動向や景気動向にも影響を受けるため、将来的な年収の推移は不透明である。鉄筋工を目指す人や建設業界に興味を持つ人にとって、鉄筋工事の年収事情を理解することは重要である。

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今後はAIなどの発達や新しい技術開発により、なくなってしまう仕事もあると言われていますが、鉄筋工事の仕事は決して代用できるものではありません。

特に鉄筋工事の多くは、学校や大型商業施設、マンションなどで鉄筋コンクリート造の建物が多く、今後も需要が見込まれています。そのため、大規模な建物でも建物の骨組みを通して日本を支えるとても重要な工事です。

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